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2014.08.31.(Sun)
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8月23日、福岡に旅してきました〜！金剛の軍艦旗と軍艦防波堤を見に！
まずは金剛の軍艦旗が展示されている飯塚市歴史資料館へ。路線案内が示すとおり新幹線の小倉駅から乗り換えて在来線を乗り継ぎ（博多駅からの乗り換えの方が本当は楽っぽい）。JRの新飯塚という駅から歩いて5分程度の場所にあります。郷土資料館といった感じで、遺跡っぽい出土品なんかが普段はメインなのかな。あと黒田官兵衛関係の展示もありました。
因みに、軍艦旗の公開は期間限定です。館内にも「 『戦艦金剛の軍艦旗』は常設展示していません。夏の企画展で公開・展示する予定です。 」と貼り紙がされてました。尋ねる人が多いのかな。
軍艦旗は企画展の入口入ったすぐに展示されていて、見た瞬間感無量でした。旗の端っこが擦り切れているのは元からなのかな。風にはためくから……。
大きさは縦1.28m×横2m、飯塚市出身の金剛乗組みだった方が、台湾海峡での沈没時に旗を体に巻き付けて脱出されたそうです。その方は中国軍に捕らえられ捕虜となりましたが、釈放されて台湾から帰国後しばらくして旗も返還されたとのこと。その後、地域の海軍OB会で保管されていましたが、ご遺族の好意により館へ寄贈されたと説明にありました。
写真撮影は館内原則禁止ですが、申請すれば大丈夫なので許可をいただいて撮らせてもらいました。ただしネットには上げないでね、とのことなのでここに掲載はなしです。
企画展、金剛関係では他にも三番主砲塔上の機銃員だった方のお写真なども。金剛、艦歴の後半は佐世保鎮守府所属だったから、九州の方が中心なんですよね。
あとは三八式歩兵銃とか日の丸の寄せ書きとか慰問袋とか戦争関連の展示でした。
午後からは北九州市若松の軍艦防波堤へ！駆逐艦「柳」「涼月」「冬月」の三隻が防波堤として埋められています。
JR若松駅へ移動中、軍艦防波堤のことを改めてネットで調べていたら、近くの高塔山というところに三隻の慰霊碑があるということなので、そちらを先に訪ねることにしました。正確な場所がわかってなかったんですが、目印になるという若松市戦没者の忠霊塔が駅前の案内板に載っていたので、それを頼りに。迷いながら20〜30分くらい歩いて山を登った中腹にありました。草伸び放題のところを掻き分けて、お参り。
冬月・涼月・柳となっていますが、こちらに慰霊されているのは二代目の松型駆逐艦「柳」の方です。軍艦防波堤となっているのは大正時代に建造された桃型駆逐艦の初代「柳」。
行かれる方はまず白山神社を目標にして、更にそこから高塔山の方へ登っていけばいいかと思います。この白山神社、あとで調べたらパワースポットとされているそう。石川の白山比�弯声辧焚嘆譴隆脇眇声劼諒�霊元）の分社とのことです。ちゃんとお参りすればよかったな。
その後、一旦駅まで戻って休憩して、タクシーに乗って軍艦防波堤へ。「軍艦防波堤に行ってください」では通じなかったので地図を見せてお願いしました。あの辺り入れたかなあ、って言われたけど、できるだけ近くまで、ということで。リサイクル工場や三枚羽の大きな風車の間を抜けて目的地に到着（ちゃんとすぐ傍まで行けました）。
今見えているのは柳だけで、涼月・冬月は既に地面の下に埋められてしまっています。柳は第一次世界大戦時、第二特務艦隊の一員としてマルタに派遣されたとのこと。涼月と冬月は言わずと知れた秋月型駆逐艦。天一号作戦、大和の最後の水上特攻に直衛として付き添ったうちの二隻です。
自分で運転できる人はレンタカーの方がいいかと思う。タクシーで片道2000円強といったところです。一人でタクシー乗り慣れてなくてどきどきしましたが、運転手さんが親切で色々話してくれましたよかった。日帰りですぐに帰らないといけない、と話すと、魚がおいしいし安いから今度はゆっくり泊まりでおいで、と言われました。あと、高塔山の頂上の展望台に行ったら周囲が一望できたのに、とのこと。でもそんな体力がなかったんだよー！！中腹でせいいっぱいだった！
帰りは戸畑への渡船の船着き場で下ろしてもらいました。すぐ近くにレトロな建物があったので外観だけ見学。上野ビル（旧三菱合資会社若松支店）とのことです。もしかして中も見ることができたのかな？
渡し船の待合室で、首筋から肩にかけてがさわさわするなあと思って手で払ったらカマキリが落ちてきました。ギャー！もしかして山からついてきたの……？
あとは帰る前に汗を流しに町の銭湯に入ってみたり（一人で行ったの初めてだよ！）、新幹線の中でｼﾝｶﾝｾﾝｽｺﾞｲｶﾀｲｱｲｽを食べたり。短い滞在ながら大変充実した一日でした！
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