にっき。画像にオンマウスで大概なんか説明出ます。

2012.10.03.(Wed)　
前回の建水分神社・金剛山に引き続き、9/29に日吉大社・比叡山に行ってきました！順調に艦内神社巡ってます。聖地巡礼レポートサイトになっているけど気にしない。読んで楽しいよ、って言ってもらったので調子に乗ってる！

初の比叡山行き、大阪方面からだと、京阪電車で「比叡山横断チケット」というのを発売しているので、それを購入して滋賀・坂本の日吉大社からぐるっと京都側へ回る計画を立てました。電車はそこそこの本数があるけど、バスが非常に厳しいので、それに合わせると7:30に家を出なければならないという……。
あと、三条京阪駅で京津線に乗り換えるのに、ちょうど止まってた電車に乗っていいのかわからなくて（表示が駅の前の方と後ろの方にしかない）、1本乗り逃した！ので15分ほどタイムロス。時間の余裕がないので痛かったです。

そんなアクシデントにへこみつつ、めそめそして連れに励まされつつ、坂本駅から歩いて日吉大社へ。パンフにはバスに乗れって書いてあったけど、余裕で歩ける距離でした。よかった。道中、彼岸花が咲いていました。





日吉大社は全国の日吉・日枝・山王神社の総本社、ということで大きな神社でした。前述のタイムロスにより時間が足りなくて駆け足の拝観になってしまったけれど。
入口で案内図をいただけるので、それに沿って西本宮から順にお参り。檜皮葺の本殿屋根は「日吉造」という日吉大社独特のもので、こちらの本殿（西本宮・東本宮とも）は国宝だそうです。









摂社のひとつ、宇佐宮は宗像三女神の一柱、田心姫神がお祀りされているとのことで、航海の安全をお祈りするところでした。艦の子は自分が艦のたましいでかみさまのようなものだけど、比叡兄さんお参りしてたりしたらいいね。











なお、戦艦比叡ゆかりの品はいくつかあるようなのだけど、恐らく一般公開などはされていないのだろうなあと思います。詳しくは調べていないけど。

次は坂本ケーブルに乗って比叡山へ。こちらは日本最長のケーブルカーとのこと！ウィキペを読むと、太平洋戦争時には桜花の運搬用ケーブルとして使われたこともあるそうな。あと駅舎は登録有形文化財なんだとか。ちょっとレトロチックでした。
当日はやや曇りの天気なので眺望はそれほどよくなかったけれど、琵琶湖を望むことができました！







山上側の駅に着いたら、ちょうど駅員さんが山に住む小鳥（種類はよくわからない）を手懐けていて、わたしもピーナッツを一粒もらって掌に乗っけてみました。そしたら枝から飛んできて掌にとまったよ！かわいい！
で、次の目的地はロテル・ド・比叡なんだけど、バスの時間まで30分近くあって！バス停周辺はめっちゃ虫が飛んでて泣きそうになりながら待機。ルートの違う山頂行きのバスを何本か見送ってようやく目的のバスが来た時にはほっとしました。わたし虫嫌いなのによう山に行ってるわ……。

ロテル・ド・比叡の「カフェ・ド・レレル」でランチをいただきました。カジュアルフレンチ。外のテラスでお食事することもできるんだけど、虫がいると厭なので、室内の窓際で……どう考えても食事席ではなくドリンクとかいただく用のお席だったけど、訊いてみたら特に何も言われなかったのでそちらで。「ロワゾ・ブルー」の方でもいつか食事したいね！
わたしはお肉のランチ、連れはお魚にしたので、ちょっとずつ交換。少しぜいたくな気分でおいしかったです。
あと、ちょうど結婚式してたみたいで、お色直しの綺麗なドレスを着た花嫁さんが花婿さんと写真撮ってるとこを見ることができました。友達がここで結婚式したいって言ってたな〜。





あとは比叡山延暦寺を見て回りました。東塔・西塔・横川のうち、横川は行けなかったです。参拝できるのが16時〜16時半まで、あとバスが30分に1本なので、午後だけだと厳しい。あと結構歩く。急な階段上る。体力必要。
根本中堂ではその日にコンサートでもあるのか、設営をしていました。翌日からは夜間拝観も始まったのだけど、ちょうど台風の日だったね！













一通り歩いて回って、叡山ロープウェイと叡山ケーブルで下山。叡電がこんなことになってた。





お連れ（not軍クラ）が一緒だったのでそこまでキャッキャできたわけではないけれど（だって一人じゃロテル・ド・比叡でランチとかできないもの……）、初めて行くところばかりで楽しかったです！延暦寺は次行くことあったらもう少しゆっくり回りたいなあ。というかもう一度日吉大社行きたい。

次の艦内神社巡りレポートは、金剛型じゃなくて番外編になる予定です。

2012.10.05.(Fri)　
いちかとかずい
「ねえさま、ねえさま」
　聞き慣れた声が囀るように口にしたのは、耳慣れぬ音の響きだった。
「……かずい。どうしたの、急に」
　わたしはその主を振り返る。視線の先にいた少女は、わたしと同じ顔をした、双子の、妹。ふたつに分けた三つ編みのお下げ髪がふわりと揺れる。
　かずいはわたしと容姿を揃えたがるけれど、軍の施設に入ってからこちら、髪形だけは分けるようにしている。そうでもしなければ、一度二度しか言葉を交わしたことのない軍の人間がしばしばわたしたちを取り違えるからだ。
　大陸方面への再度の戦端拡大に伴って、軍部は、かつては護国の鍵として各地の社の中に置かれてきた導術士――西洋風に言う『マギ』――の軍での育成に力を入れ始めた。わたしたちもその一員として、この施設に集められている（表向きには協力している、という立場だ）。西洋諸国ではわたしたちと同じ年頃の娘が正規の軍人として扱われているという。優れた者では戦艦一隻にも匹敵するという能力。わたしたちは今は単なる軍属の身分だけれど、そのうち、と思う。
　二本の三つ編みがかずい、一本がわたし。というのが暗黙の了解だ。（もっとも、最近はわたしの負傷が多い所為で、もうひとつの識別ができてしまったけれど）
　時折、かずいはわたしの振りをして研究所付きの軍人たちを揶揄っているようだ。だが、わたしにはそこまでの愛嬌はない。
「わたしたちは双子なのだから、姉だなんて呼ぶ必要はないのに」
　それを『姉様』だなんて勿体振った呼び方。今まではずっと『いちか』と名前で呼ばれでいたのに、その分だけ距離ができたような気がした。
　思わず、咎めるような口調になっていたかもしれない。しかしかずいは不思議そうに小さく首を傾げただけだった。口許にうすらと浮いた笑み。宵色の瞳が幾度か瞬いて、改めてわたしの姿を映す。
　そして彼女は、指先でわたしの首筋に巻かれた繃帯をなぞりながら言うのだった。
「だって、ここにいると皆がいちかの名前を呼ぶのだもの。でもいちかを『ねえさま』と呼べるのはかずいだけでしょう？」

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擬人化とは少し違いますが、翔鶴と瑞鶴をモチーフにした創作キャラ、を。いちか（一翔）とかずい（夏瑞）。双子の魔法使い。

2012.10.18.(Thu)　
艦内神社巡り番外編は、加賀一ノ宮・白山比�弯声劼任后�その名のとおり、加賀の艦内神社の勧請元であります。
一ノ宮、はその国で一番社格の高い神社のこと。艦内神社は、旧国名を持つ艦ならその国の一之宮か艦名と社号を同じくする神社、山岳名を持つ艦ならその山を鎮守する神社から勧請されたそうです。


10/14、観艦式（←抽選外れた）TLから逃げ出すように、初めてのサンダーバードに乗って一路北陸へ！北陸、行ったことあるのは若狭止まりで、それも車で連れてってもらったやつで。なのでめっちゃわくわく。朝ごはん買い忘れて車内販売のおねえさんを勇気を出して呼び止めたりしながら（いつも気付いた時には通り過ぎられている）、待ち合わせの金沢駅に降り立ちました。あのねっ金沢駅有人改札でねっ切符渡すのドキドキした！（って言うとまたことりさんにdisってるって怒られる。disってねーですし！純粋な感動ですし！）

駅まで車で迎えに来てくれていたことりさんとは、一週間振りの再会です。特急の駅換算で300km以上離れて住んでるのにね。で、合流して神社へ。
事前に、「地図読めます？」って訊かれてたので、慌てて練習してきたんですけど（今まで助手席に乗ることはあってもナビが付いてたから……）、何のことはない、ことりさん普通にするする行っちゃうじゃないですかー。よかった！安心した！





神社に着いて、お手水をして、本宮にお参り。最近は、何処の神社でもお参りの仕方のパネルがありますね。二礼二拍手一礼。







白山比�弯声劼魯ぅ瓠璽犬茲蠎禊馨�ぢんまりとした印象を受けました。大木が多くて、それはすごいと思った。ただ、つい二週間前に行った日吉大社が、同じ敷地内にたくさんお社があってぐるぐる回ったので、ほぼ本宮だけの白山比�弯声劼肋�し意外（荒御前神社や住吉社は境内にあったよ）。Wikipedia先生によると、日吉七社に倣って白山七社とした、とあるので、別の場所にある摂社末社を含めて全体（境外摂社）、ということなのかな。金剱宮は看板出てるの見た！奥宮なんて山頂だし。遙拝所があるので、そちらにお参りしました。
奥の方に禊場もあったので、そちらも見て回りました。「なんじゃもんじゃの木」って何だろ。また、宝物殿も見学しました。







おみくじを引いたら、ことりさんの結果がめっちゃ加賀っぽくて（待ち人的な意味で）きゃいきゃいしてました。わたしは吉でしたよー。
あと、ちょうど七五三シーズンで、おめかしした小さい子がわらわらしているのが可愛かったです。小さい子がね！おしゃまにスカートをちょこんと持ち上げるのがね！

帰りに、お土産物屋さんがあるので、ちょっと覗いて、加賀梅酒と日本酒ゼリーを買いました。微炭酸の梅酒は呑みやすくておいしかったよ！

後で知ったんですが、空母加賀の鎮魂記念碑もこちらにあるとのことで……全然気付かなかったよ……陸さんの記念碑的なものはすぐ見付けたのになあ。
これも帰ってからですが、ミッドウェーの海底5,000mに沈んでいる四空母の艦内神社が、最も標高の低い所にある神社、って書かれているのを見て、少し切なくなりました。米企業の深海調査で、四空母らしき姿は発見されているらしいですね。縦に突き刺さっている（らしい）のって、艦尾から沈んだ赤城なんだろうか。加賀はそのまま水平に沈んでいった、って『ミッドウェー戦記』には書いてあった。
なお、金剛型のうちでは、海底での姿が発見されているのは霧島だけで、台湾海峡の金剛と、霧島と同じくサボ島沖の比叡は未発見、榛名は解体済、なんですよね。十二戦艦に範囲を広げても、比島沖の扶桑・山城・武蔵は未発見、伊勢・日向は解体、陸奥（柱島沖）は一部引き揚げ、長門（ビキニ環礁）・大和（坊ノ岬沖）が海底に残存、ですか。それを考えると、「外地海底の藻屑と消え失せたる」霧島が見付かっているのは、すごいことだなあ。完全に、上下逆さまに引っくり返っているけど。

ここから先は和倉温泉に行ったり金沢観光したりただの女子旅っていうか期せずして珍道中なんですが、わたしの記憶の風化を止めるためにも色々記したいと思いますのでまたいずれー。


あと、絵のログを追加しました。

2012.10.19.(Fri)　
和倉・金沢旅行レポートの続きです。てんりゅう一般公開の記事で「続きを読む」にしようとしたら、うまく作動しなかったので過去記事に！

白山比�弯声劼了嫁劼鮟�えて、お昼は、ことりさんおすすめの近くのお蕎麦屋さん「草庵」で天せいろをいただきました。おいしかった……けどきのこ（椎茸と舞茸）の天ぷらはことりさんに食べてもらった……。雰囲気のいいお店でした！





腹拵えも終えて、次は和倉温泉へ。国道○号線、というのに出るまでは若干紆余曲折しましたが（地図を見てるわたしが石川の地名に明るくないのもあって）、出てしまえばあとはほぼ道なりで。主要バイパスと交差点の名前は押さえていたし、するっと辿り着くことができました。わたしの力じゃないけど。道中、お祭りにいくつか遭遇しました。秋祭りなのかなあ、うちの地元は夏祭りしかないからちょっと不思議。

宿泊先の旅館はことりさんが見付けてくれたところで、大正浪漫を謳っているお宿でした。目の前が海から引いた池みたいになってて、小ぢんまりとしてて、いいかんじ。ただし海への眺望を加賀屋が邪魔しているけどな！！仕方ねえ……。
色浴衣が選べるし、お部屋も角部屋を用意してもらって、二人で使うにはもったいないねーなんて言ってました。





荷物だけ置いて、早速、「七福神福々めぐり」をしつつ「スイーツめぐり」を。七福神は、和倉のお寺や神社などを巡ってスタンプ（じゃなかったけど）ラリーするもので、スイーツめぐりは500円のチケットで参加している9店舗中3店舗のお菓子と引き換えできるというもの。これお得だよー！ケーキと、黒ごまソフトと、クレームブリュレをいただきました。クレームブリュレを食べたお店では、お誕生日会があったとのことで、「わくたまくん」（和倉のマスコット）のマジパン付けてくれたよ！
途中、足湯で寛いだり（わたしこの時タイツ履いてたから大変だった）、お土産物屋さんを覗いたりしてたんですが、あの、わたし、お店の前の僅かな段差で派手にこけましてね……完全に右足捻った！！！翌日も痛かったわ！！お店の人にも見られてほんと恥ずかしい……。鞄の中のカメラは無事でよかった。







そうこう巡っているうちに辺りはすっかり暗くなって、宵の帳の落ちたお寺の階段を下りながら、ことりさんは「二航戦は漸減作戦用だから夜目が利く、翔鶴の手首を引っ張る飛龍萌え」という話をしていましたがわたしは専ら金剛型で考えてました（いつもどおり）。だって夜戦お得意の帝海の斬り込み隊長だし！巡洋（戦）艦気分抜けてないし！金剛兄さんの目は猫の目みたいだといいと常々思っててさー！いや、瞳孔が細くなったりするわけではないけど。でも金剛兄さんの瞳はあわーい色だと思っているので、周囲の光量に合わせて瞳孔の変化がわかりやすいといいね。夜になると黒目がち。
あと、第三次ソロモン海戦の時の比叡のエピソードで、無照射での戦闘に自信があったのに、指揮官クラスの意思疎通ができてなくて探照灯照射の命令が出てしまった、というのが『怒りの海』であって、その辺りを。西田艦長の受けた衝撃がそのまま比叡の衝撃だと思うのです。照射によって敵の攻撃を一身に集めてしまう比叡と、比叡が作った夜陰に乗じる霧島達……。二、三斉射の間に五十発以上の命中弾、というからね……。
あ、白山比�弯声勸奮阿倭瓦�おふね関係ない旅ですけど、旅行中大体艦の子のこと話してました。いつもどおりです。安定の、です。よくも話題が尽きないものだ。その地その地で新しい妄想の種が転がっているから問題ありません。

で、旅館に戻って温泉に入って夕食をいただいてうとうとして更に温泉に入りました。久し振りに岩盤浴もした！気持ちいいね！源泉かけ流しの方は塩辛かった。拵えたばかりの擦り傷に滲みる。あと、ことりさんに浴衣の帯を可愛く結んでもらいました。ひゃぁあ嬉しい！





温泉と岩盤浴で体の芯からあったまった後は、和倉の町を散策しました。海辺の方へ行くと、星がたくさん見えて！わたし根っからの都会っ子ですから、そんな満天の星を見ることってなくって、「プラネタリウムみたい」と言って表現力のなさを失笑されてました。天頂付近に流れ星も見えたんだよ！それも二つも！これ、今回の旅の最大の感動だったかもしれない……。

翌朝は、朝食をちょっと遅めに設定していたので、ごはんの前にもう一度お風呂に入ることができました。土日じゃなくて日月で宿泊したからだと思うんだけど、人も少なくてのびのび。朝ごはんもおいしかったー。昨晩の夕食でいっぱいいっぱいで食べられないと思ったのに、ほぼぺろっといってしまった。

チェックアウト後は、和倉で絶対行きたいと思っていた「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」へ。スイーツは和倉限定のものをいただきました。かぼちゃのクリームの甘みと、カシスの酸味がおいしい。





あとは、今度は海の見える足湯に浸かったんですが、人がいないのをいいことに、わたしはここでやたらとことりさんに「パンツ見せろし」って絡んでた気がする……いやしかし最初にわたしにパンツ云々って言ったのはことりさんの方だ。

そうして和倉を後にします。次は金沢！

2012.10.19.(Fri)　
更に続きです。


金沢に向けて、来る時は地道を走ったんですが、帰りは能登有料道路を利用。右手に広々とした水平線を眺められて！日本海だー！わー！ってなってたら、ことりさんが海岸まで連れて行ってくれるとのこと。千里浜というところは、車で入れるようになっているようで。有料道路降りたところでうひゃーとばかりに砂浜に突っ込んだんですけどこれが悲劇の始まりになるとは誰も思いもしなかった……。
さらさらの砂の向こうは結構固い砂浜になっていて、結構波がざばざば押し寄せていて。遠くの船を白黒で撮ると空母っぽい！とか言いながらはしゃいでました。海、いいね。







海の水を触ったりして満喫して、さあ帰ろうとなって車のエンジンをかけたんですが、一向に前に進まない。前にも進めないし後ろにも引けない。タイヤ　砂に　埋まる　一方（白目）。帰ってWikipedia見てたら「駐車を予定している場合は車重に関係無くスタンドの下に敷く板切れの準備が必須と考えた方が良い」ってありましてね……フフ……。いっそもっと先の、砂の固い部分に停めたらよかったのかもしれない。
掻き分けても掻き分けても嵌まるタイヤ、ってことで「JAF呼ぶ……？」って途方に暮れていると、遠くから一人のお兄さんが近付いてきてくれました。きっと見るに見兼ねたのでしょう。そのお兄さんと、あと応援でお二人呼んでくださって、車を押してバックし続けて砂浜を離脱。ほんと、いくら感謝してもしきれない！ありがとうございました！
このことと、他にも今回の旅で色々親切とかサービスとかしてもらって、わたしの中の石川県のイメージはちょう好印象です。あ、1回だけdisりかけたけど（後述）。

そうして、何とか蟻地獄を脱出して再び金沢へ向けて発進。金沢では、ハントン風ライスを食べたり旧陸軍の兵器庫である石川県立歴史博物館や四高の建物を眺めたり麩まんじゅうを買ったり兼六園や成巽閣を見学したり金沢おでんを食べたりしました。











しかし、金沢21世紀美術館行きたかったけど月曜休館でー！他のところを巡っていた時は、「月曜だけど開いてるね」って確認してたのに、肝心の美術館では頭の片隅にもなかった……これはリベンジしたいです。あと、くずきりも食べたくって、こちらはガイドブックで水曜定休って確認してたのに臨時休業だった……。





晩ごはんはおでん食べる気満々だったんだけど、前日からまるで食い倒れの旅だったので意外と食が進まなくて、じゃあ帰りの電車の時間までお土産でも見るかな、って駅前に行こうとしたんですよ。そしたら。お土産屋さん街19時までだった。ちょっと！サンダーバードがまだ走ってるんだからもうちょっと後まで頑張ってよ！デパートも、調べてみたら19時まで。流石に「えっ（真顔）」ってなりました。お土産屋さんはともかく、デパート、学校帰りとか仕事帰りとか、寄れなくね？
「流石にこれはでぃするわー」なんて言ってたら、駅でお土産を売っている店が一部まだ開いていて。無事に購入できたので、悪い評価は取消しです。地酒の小さいのも買ったよ。
あれですね、他所の土地に行くとやっぱり色々とギャップがあるものですね。タクシーは走ってるのを捕まえるのじゃなくて電話で呼ぶものだとか、近頃の旅行で学んだものね。

いつもどおり最後はスイーツで〆て、二日間の旅は終了です。大阪行最終のサンダーバードに乗って帰りました。楽しい二日間でした。北陸、また行きたい！今度は冬に行きたい！でもたぶんしぬ！

2012.10.21.(Sun)　



10/20、堺泉北港大浜埠頭で一般公開された訓練支援艦「てんりゅう」を見学しに行ってきました！
訓練支援艦、というのは世界的に見ても珍しい艦種だそうで、護衛艦などがミサイルの訓練を行う際に、その標的となる無人機を管制する艦です。残念ながら艦橋などの公開はなく、甲板だけでしたが。てんりゅうは先週の観艦式に参加していたので、横須賀から堺に直行してくれた模様。

堺の駅前から岸壁までシャトルバスが出ていたのですが、9:00から公開開始のところを30分ちょっと前に着いたら既に列ができていました。マイクロバス4台で輸送とのこと。「ひゅうが」の時と同様、家族連れと、おふね好きと思しきおじさま方が多いです。









初めのうちに入ったからか、集合して説明を聞くことができました。主に無人標的機についてですね。この標的機、1機2〜3億円とのこと。しかももう日本に（＝世界に）5機しかない。新しいの（CHUKAR�掘砲�1億円、そして1発2〜3000万のミサイル……と解説ののち、訓練用の模擬弾は直撃させずに、何回も繰り返して使うので「皆様の血税は無駄にしておりません！」と力いっぱいご説明が（笑）。多分2回くらい言ってた。実弾だと標的の近くで爆発するので一発で終わりですが、模擬弾はそれがないので大丈夫なんだとか。
あれですね、戦艦の射撃訓練も主砲は消耗品だし砲弾も高価だしで外とう砲とか使ってたんだよね。海自だと、「あまつかぜ」だっけ、昔RIMPACかなんかで、米軍の1機1億円の標的にヒットさせちゃって、みたいな話が……。
あと、「お子さんやご友人に、陸上でも航空でもなく海上自衛隊に入るよう勧めてください」って仰ってました。







これらの標的機は、ラジコンみたいに動かすんだとか。

ちょっとだけ、個別に質問もできて、楽しかったです。やっぱり「ソマリア行ってたよ」ってお話を聞きました。あと、てんりゅうには10人ほど女性の自衛官さんも乗っているのだとか。
ひゅうが見学の時に、呉の子はおっとりしている、って話を聞いたので、「他のところの艦と違いってありますか？」って訊いてみたら、「横須賀にいた時の方がせかせかしてたかも」（てんりゅうの前は横須賀所属の護衛艦に乗っていらした）だそうです。







この日は風がなかなか吹かなくて、自衛艦旗がはためくところを撮影しようとしていたおじさまと一緒に「風吹かないね」「ですねー」なんて言ってました。
あと、お土産に、パンフレットの他、観艦式で配付されたと思しきグッズ（シールやクリアファイル）とカレンダーもいただきましたー！てんりゅうは今後、「あきづき」と訓練をして、それから呉に帰るそうです。


電灯艦飾の準備があったので、夜までいたいなあと思ったのですが、流石に一人で日暮れまで過ごすのはきつかったので、「堺まつり」を少しだけ覗いてお祭りグルメを食して、あと路面電車に乗ったりして帰りました。お天気にも恵まれて（また日焼けした……）いい一日でした！

2012.10.24.(Wed)　
「大艦の巨砲如何なるものぞ」
　傍らをすり抜けていく、影。右腕に提げられた、波濤を切り裂く白刃がまばゆく目を灼いた。
「お先に」
　なめらかな蜂蜜色の髪が疾風に靡く。ちら、とだけ寄越された視線の甘やかさとは裏腹、その唇の端に浮かんだ笑みに、微かな戦慄を覚えずにはいられなかった。

----------------

という、距離三万二千から主砲の砲撃指示を出している大和様とその脇をすり抜けて単艦突出していく金剛兄さんがおいしいなって！

2012.10.28.(Sun)　
ある日、家に帰ると、妹さんが言いました。「机の上にいいものがあるよ♪」

んん、あれは……



アーレイ・バークさん！！

でも、ごめん、もう全員揃ってるんだ……。



ということで、今更ですが10月2日に発売されたUCCの艦コーヒーのおまけの話です。発売初日にコンビニ計7軒回ったネー。ファミマ（近くにたくさんある）が全滅で、ローソンで揃えました。コーヒー飲めないのに。何本かは周りの人にあげて、残ったのは牛乳をたくさん入れてカフェオレにしました。
色んな人がちらほらおまけをくれて、自分が揃えた八隻以外にこんごう、みょうこう、たかなみ、GWがもう一隻ずつおります。アーレイ・バークは妹さんにもらった方を手持ちにして、自分で買った分は人様にお嫁入りしてゆきました。こんごうは大学のPC前に飾ってる……おふね好きバレバレだからね！


おまけ。



みょうこうは『亡国のイージス』にも出てました。

2012.10.30.(Tue)　
金剛ちゃんははいてないしはえてないよ
わたしは金剛を女子擬人化するなら金髪ょぅι゛ょだと常々思っていてですね……という絵。うさんくさくてあざとくていかがわしい系最年長ロリ。あと強くて速い。

2012.10.31.(Wed)　
きりはるです
現代っ子でハロウィンまんが。

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